2010年03月02日
YAMAHA NS-018
先日の掘り出し物の件。
ヤマハのNS-018というスピーカーです。初めて見たでしょ?私も最近まで知りませんでした。
サイズはスタジオモニターの名機NS-10Mとほぼ同じで、ほんの少しだけ小さめです。
おそらくNS-10M(1977年発売)と前後して作られたものではないかと思います。NS-10Mのスタディモデルだったのか、逆に廉価版として作られた物なのか・・・。情報求む。
シート製法のホワイトコーンは18cm径で、見た目はNS-10Mとよく似ています。
ツイーターはNS-10Mと違って、最近あまり見かけないコーン型のようです。
しかしこのスピーカー、ほんとに情報がありません。ネット検索してもほとんど有益な情報がありません。
あまりにも情報がないので輸出用モデルなのかとも思いましたが、おもいっきり日本語で注意書きが書かれているところを見ると、そういうわけでもないようです。「YAMAHA PASSAGE」のステッカーがなにやら意味ありげですが・・・?
輸出仕様なのではと疑ったもう一つの理由が、サランネットに取り付けられたこの銘板。あからさまに70年代JBLの高級機を意識した造りですが、個人的にはかなり好きです。
さすがにこのサイズだと重量もそれなりになんで、ブリッヂ式の棚は外してラック直置きにしました。音の特徴は、良くも悪くも典型的な昔の密閉型スピーカーです。小学生の頃、いとこの兄ちゃんが初めて買ったコンポで聴かせてくれたオフコースがこんな音だったなぁ、っていう感じ(笑)。昭和の機材でKalafinaとか聴くと、逆に新鮮です。
NS-10Mと同様、低音はあまり出ません。めちゃくちゃ「マジメ」な音で、いかにも「ここから音が出ています」といった印象です。音離れは良くないのですが、ボーカルの聴きやすさは秀逸。逆に言うとそれ以外には向かないかもしれません。ウーファーとツイーターから独立した音がまっすぐ出てくるんで、ニアフィールドだと一体感は感じられません。このセッティングだと、ボーカルもやや下から聴こえるのが難点です。
例によってあまり褒めてない書き方ですが、結構気に入っています。やっぱり、10cm以下のユニットには無い余裕がありますね。「このサイズでこの音が!?」みたいな驚きは一切ありませんが、長くつきあえるスピーカーになりそうです。
comments
http://www.hifi-wiki.de/index.php/Yamaha_NS-018
独逸のサイトにスペックの情報があった程度だな。
30年前のスピーカーってのは確かだが。
やっぱり、実測と背面表記でわかる情報しかないよなぁ。
たぶん、生産期間が短くてタマが少ないんだろう。
そのうち「若い頃使ってたYO!」みたいな通りすがりの紳士が現れてくれるさ・・・。
こんにちは。通りすがりの野郎です。(笑)
YAMAHAのNS-018ですが、宅では現役で
稼動しております。仰る通り、NS-018は、
出音がとても生真面目ですね。このSPは、
確か1981頃に購入した、"PASSAGE"という
システム・コンポの一部でした。シルバーを
基調にした、高級感のあるセットでした。
アンプ、チューナー、カセットデッキは捨てて
しまいましたが、レコードプレイヤー(型番:
P-500MC)は、今でも時々動かしています。
連続投稿で失礼いたします。
下記のHPで、当時の構成が判明しました。
http://audio-heritage.jp/YAMAHA/
YAMAHA "PASSAGE" システム・コンポ
・スピーカー: NS-018
・プリメインアンプ: A-4D
・カセットデッキ: K-500
・レコードプレイヤー: P-500MC
・FM/AMチューナー: T-4D
NS-018は、1982年頃の製品だと推察
いたします。ちなみに、宅のブツのシリアル・
ナンバーは、"11269R"と"11269L"でした。
度々済みません。訂正です。
誤)、"11269R"と"11269L"
正)、"111269R"と"111269L"
なんと、本当に通りすがりの紳士が!
言ってみるもんですね。
情報ありがとうございます。
なるほど、PASSAGEはシスコンの名前でしたか。その発想はなかった。
TOTOなんかを聴いてると妙にしっくり来たんで、1982年頃というのも納得です。
正体が判明しただけでも、かなりスッキリしました。
現在は倉庫にある018ですが、Infinityのエッジがいよいよ酷くなってきたので、
近日再登場しそうです。