2005年08月29日
RADIDEN
ソニーエリクソンから、新しいDoCoMo端末が発売されることが明らかになりました。残念ながら、期待されていたFOMA端末ではなく、またもやmova端末で、ラジオ付きという微妙なコンセプトの製品です。
個人的には、FOMA端末を出さないソニエリにしびれを切らしてSH901iCを買ってしまった直後なので、ホッとしているというのが正直なところですが、同じようにソニエリ製FOMA端末を待ち続けている人には、嫌がらせにも思えるようなタイミングでの発売です。
Preminiシリーズと同じ「コンセプト携帯」シリーズであるこの「RADIDEN」は、その名の示すとおり「ラジオ」+「でんわ」というのが特徴です。ソニーにしてはずいぶんとストレートなネーミングのような気もしますが。外見からわかるようにPreminiがベースとなっているため、FOMAでないことはもちろん、500系でもないSO213iWRという型番が与えられています。つまり、iアプリや赤外線機能は搭載されておらず、ラジオが付いたためにカメラも省かれています。ちなみに、WRはおそらく「With Radio」の略でしょう。
ラジオ付き携帯というのはDoCoMoを含めて今までにも存在しましたが、3バンド(FM/AM/TV)対応というのは世界初なんだそうです。携帯でテレビが見られる時代にテレビ音声なんて聞いても仕方がない気もしますが、AMチューナーを搭載できた点は評価するべきでしょう。この辺だけは、さすがソニーといったところです。
気になるのは、果たしてこのラジオ付き携帯というものが市場に受け入れられるかというところです。ソニエリ側は、40〜50代の男性をターゲットに作ったと言っていますが、現状では正しい判断に思われます。まず、男性サラリーマンのあいだでは未だにストレート型携帯を望む声が多いこと。二点目には、通勤途中の電車でAMラジオを聞いている中年男性が多いこと。そして最後に、中年以上の層にはカメラやiアプリなどの機能は不要(というか、使いこなせない)という点です。結果的にこういう仕様になったのか、ターゲット意図した結果の仕様なのかは定かではありませんが、いずれにしろソニエリの定めるターゲットに限っては、それなりの評価を受けるのではないでしょうか。
逆に言えば、カメラやiアプリなどの付帯機能を充実させなければ、それ以外の層には受け入れられないということにもなります。個人的には、このラジオ付き携帯が一般化してくれると嬉しいところです。シリコンオーディオをはじめとするミュージックプレイヤーへのラジオチューナー搭載が一般的になってきているのと同時に、ミュージックプレイヤー機能が搭載された携帯が多くなってきていることを考えれば、携帯+ラジオという組み合わせも自然な流れのように思えるのですが、どうなることでしょうね。
もっとも、多くのソニオタDoCoMoユーザーたちが言いたいのは、
「そんなもん作ってる暇があったらさっさとFOMAを作れ」
というところに収束されると思うのですが…。
参考リンク:
ソニーエリクソン製品案内
http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/radiden/index.html
NTT DoCoMo プレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20050829.html
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