2005年08月02日

FOMA SA700iS

DoCoMoから、久々の三洋電機製となるFOMA端末「SA700iS」の発売が発表されました。

この機種の特徴は、なんといってもFOMA端末としては初となるGPSナビゲーションシステムの搭載です。大都会東京では、クルマで走る以上に徒歩での移動は意外と難解。上京して7年になる私でも、行ったことのない地域に赴く際は事前の地図確認が欠かせません。あるいは、出張先や旅行先で徒歩移動する際にも、地図は手放せません。他にも、様々な状況において地図の存在というのは、見知らぬ土地での心強い味方であるはずです。

GPSナビを搭載した携帯電話自体は、目新しいものではなく、au製端末で既に実現されています。それらの端末が機能的にどうだったのかは詳しく把握しておりませんが、SA700iSでは航空地図モードなども備えており(一部の地域だけだとは思いますが)、液晶の解像度が向上したこともあり、なかなか使い勝手が良さそうに見受けられます。DoCoMoのiエリア(位置情報サービス)とも連動可能なようですから、大げさな言い方をすればコンシェルジュ的な役割を果たしてくれるかもしれません。

GPS機能についてばかり述べましたが、それ以外の機能については700シリーズということで標準的であり、機能によっては現在のトレンドから遅れている部分もあります。まずカメラ機能についてですが、オートフォーカス・200万画素が当たり前になりつつあるなかで、100万画素相当となっており、他の700系端末と比べても一歩劣ります。スペック上では(スペックだけで判断するのは危険なのですが)私の使っているSO505iSより劣ることになります。デザインに関しては人それぞれの好みですが、個人的には非常におもしろみのないコンサバティブなデザインだと感じました。まるで、一昔前のNEC製端末のようです。携帯で個性を主張したくないという人にはこれで良いのかもしれませんが、少なくとも私にとってこのデザインは購買意欲につながるものではありません。まあ、買うとすれば赤ですかねぇ。普段なら絶対にしないチョイスなんですが、こうまで地味なデザインだと色くらい派手にしないと全く栄えませんからねぇ。機能的には、Felica(電子マネー)に対応していない点も大きくマイナスです。今年度中にはJR東日本のSuicaや、一部銀行のキャッシュカード、クレジットカード機能が実現する見込みで、今後この機能が携帯電話の標準となることは必至なだけに、これが無いのは致命的です。さらにいえば、音楽再生機能やTV機能も欲しかったところです。

もっとも、後半の機能については普及価格帯製品である700系の方針による部分なので仕方がないともいえます。逆の見方をすれば、今後ハイエンドの900系においてそういった機能を搭載したGPS端末が発売される可能性が高いとも考えられるでしょう。秋から冬の902iシリーズに期待といったところでしょうか。それがソニエリ製端末であれば言うこと無しなんですが…ありそうもないことは期待しないでおきましょう。
 
 
参考リンク:

FOMA初のGPSナビ機能――「SA700iS」(ITmediaモバイル)
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0508/02/news056.html

NTT DoCoMo プレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20050802b.html

三洋電機 製品情報
http://www.sanyo-keitai.com/docomo/sa700is/index.shtml

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